コマンド名 --helpとmanコマンド名の二つは、コマンドラインを使用する際に最も重要なツールです。
ほぼすべてのコマンドで、そのコマンドとオプションの簡略な説明を表示する-h(--help)を使うことができます。このオプションが実際にどう動作するかを確認するには、
man -h
または
man --help
と入力してください。
Linux上の全てのコマンドとほとんどのアプリケーションは、manファイル(マニュアル)を持っています。特定のコマンドについて詳細な説明を表示したいならman コマンド名とするだけでOKです。例えば、
man mv
でmv(move)コマンドのマニュアルが表示されます。
矢印キーでmanファイルを上下に動かし、qを押すとmanを終了してコマンドプロンプトに戻ります。
man man
とタイピングすると、manコマンドに関するマニュアルエントリを表示します(manを知る手始めとしてちょうど良いでしょう)。
man intro
は特に便利で、簡潔で内容のある"Introduction to user commands"(ユーザコマンドについての案内)を表示してくれます。
infoページというものもあり、一般的にmanページよりも掘り下げた内容になっています。infoページについての概要を知りたい方は
info info
とタイプしてみてください。