Node: Invoking CVS, Next: Accessing A Repository, Previous: Conventions Used In This Tour, Up: A Day With CVS
CVS はひとつのプログラムですが、様々な動作をします: アップデート、コミッ ト、ブランチ、diff 取り、などなど。CVS を起動する時はどの動作をさせるか 指定します。起動時の形式は次の通りです:
floss$ cvs command
例えば
floss$ cvs update floss$ cvs diff floss$ cvs commit
などなど。(まだ上のコマンドを実行しちゃいけませんよ、作業コピーの中じゃ なくちゃ意味ありませんから。すぐに出てきますからガマンしてください)
CVS もコマンドもオプションが書けます。CVS の振舞いに影響のあるオプション (コマンドの動作とは独立)は「グローバルオプション」と呼ばれます。コマンド 用のオプションは「コマンドオプション」と呼ばれます。グローバルオプション は常にコマンドより左側に書かれ、コマンドオプションはコマンドの右側に書か れます。つまり
floss$ cvs -Q update -p
-Q はグローバルオプションで、-p はコマンドオプションですね。(好奇心旺盛 なアナタのために: -Q は「quietly」という意味で、お知らせ出力を抑制し、何 らかの理由でコマンドが完了しなかった場合のエラーメッセージのみを表示しま す。-p は update の結果をファイルではなく標準出力に送るという意味です)