Synopsis: update [OPTIONS] [FILES]
リポジトリの変更を自分の作業コピーへマージします。副作用として、自分の 作業コピー中で変更のあるファイルを表示します(但し、-Q グローバルオプシ ョンが指定されている場合はこの表示はありません)。(checkout も参 照のこと)
Options:
-j の引数には特別なタグ名として HEAD と BASE を使うことができます。そ れぞれ、リポジトリ内の最新のリビジョン、作業コピーのベースリビジョンを 指します。
オプショナルの DATE 引数について。REV がブランチの場合は通常そのブラン チ上の最新リビジョンを意味しますが、DATE 以前の最新リビジョンに限定す ることができます。日付はリビジョンとコロンで区切り、空白無しで書いてく ださい、たとえば:
floss$ cvs update -j ABranch:1999-07-01 -j ABranch:1999-08-01
この例では同一のブランチ上で違う日付を使っていますので、そのブランチの 7月から8月までの変更を取得し、それを作業コピーにマージします。しかし、 必ずしも2つの -j オプションが同じブランチ上である必要はありません。
floss$ cvs update -p -r 1.3 README.txt > README.txt
この時点で作業コピー中の README.txt は、手で編集してその状態にしたよう な感じで以前のリビジョン1.3の内容になっています。
このオプションはスティッキーです。
ファイルをブランチタグでないタグか、スティッキーリビジョンに切り替えた 場合、スティッキーを取り除くまでコミット不可能になります。(-A を参照の こと) ただし、REV がブランチタグの場合はコミットできます。単にそのブラ ンチに新しいリビジョンをコミットすることになします。