インストールの説明については the Section called Sysvinit-2.85 のインストール in Chapter 6 という項を見てください。
Sysvinit (2.85):
ftp://ftp.cistron.nl/pub/people/miquels/sysvinit/
Sysvinit パッケージはその他全てのプログラムの開始、実行及び終了を管理するためのっプログラムです。
インストールされるプログラム: halt, init, killall5, last, lastb (last へのリンク), mesg, pidof (killall5 へのリンク), poweroff (halt へのリンク), reboot (halt へのリンク), runlevel, shutdown, sulogin, telinit (init へのリンク), utmpdump 及び wall
halt は、すでに実行レベルが 0 にあるときを除いて、通常 shutdown を -h フラグで呼び出し、カーネルにシステムを停止するよう教えます。しかしまず初めに /var/log/wtmp ファイルへシステムが落されることを書き記します。
init はすべてのプロセスの母となります。通常これはそのコマンドを、どの実行レベルでどのスクリプトを実行するか、いくつの getty を生成するかを教える /etc/inittab から読みます。
killall5 はそれ自身のセッションにあるプロセスを除いて、すべてのプロセスにシグナルを送ります。つまり、これは自分に呼び出されたスクリプトを実行しているシェルは停止しません。
last は /var/log/wtmp ファイルを検索し、どのユーザーが最後にログイン(そしてアウト)したかを表示します。これはまたシステムの起動と停止、実行レベルの変更を表示することもできます。
lastb は /var/log/btmp に記録された失敗したログインの試みを表示します。
mesg は他のユーザが現在のユーザーのターミナルへメッセージを送れるかどうかを管理します。
pidof は与えられたプログラムの PID を報告します。
poweroff はカーネルにシステムを停止するよう教え、コンピュータの電源をきります。しかし halt も見てください。
reboot はカーネルにシステムを再起動するよう教えます。しかし halt も見てください。
runlevel は、最新の実行レベルの記録として /var/run/utmp に書き記された、以前と現在の実行レベルを報告します。
shutdown は、すべてのプロセスにシグナルを送り、すべてのログインしているユーザーへ警告を送り、安全な方法でシステムを落します。
sulogin はスーパーユーザーのログインを許可します。これはシステムがシングルユーザーモードへ移行したときに、通常 init に呼び出されます。
telinit は init にどの実行レベルへ入るかを教えます。
utmpdump は与えられたログインファイルの内容を親切な形式で表示します。
wall はすべてのログインしてるユーザーへメッセージを書きます。
Sysvinit は以下のパッケージに依存します: Binutils, Coreutils, GCC, Glibc, Make.