インストールの説明については the Section called Kbd-1.08 のインストール in Chapter 6 という項を見てください。
Kbd (1.08):
ftp://ftp.win.tue.nl/pub/linux-local/utils/kbd/
Kbd More-Programs パッチ:
http://www.linuxfromscratch.org/patches/lfs/5.0/kbd-1.08-more-programs.patch
Kbd はキーテーブルファイルとキーボードユーティリティを含みます。
インストールされるプログラム: chvt, deallocvt, dumpkeys, fgconsole, getkeycodes, getunimap, kbd_mode, kbdrate, loadkeys, loadunimap, mapscrn, openvt, psfaddtable (psfxtable へのリンク), psfgettable (psfxtable へのリンク), psfstriptable (psfxtable へのリンク), psfxtable, resizecons, setfont, setkeycodes, setleds, setlogcons, setmetamode, setvesablank, showconsolefont, showkey, unicode_start 及び unicode_stop
chvt は前方仮想ターミナルを変更します。
deallocvt は使われていない仮想ターミナルを解除します。
dumpkeys はキーボード翻訳テーブルをダンプします。
fgconsole はアクティブな仮想ターミナルの数を表示します。
getkeycodes はカーネルのスキャンコードからキーコードへのマッピングテーブルを表示します。
getunimap は現在使われているユニマップを表示します。
kbd_mode はキーボードのモードを報告または設定します。
kbdrate はキーボードの繰り返しと遅延の比を設定します。
loadkeys はキーボード翻訳テーブルを読み込みます。
loadunimap はカーネルの湯にコードからフォントへのマッピングファイルを読み込みます。
mapscrn はユーザー定義の出力文字マッピングテーブルをコンソールドライバへ読み込むために使われていた時代遅れのプログラムです。これは今 setfont によって行われます。
openvt は新しい仮想ターミナル(VT)上でプログラムを開始します。
psf* はコンソールフォントでユニコードキャラクターテーブルを扱うためのツールの集まりです。
resizecons はコンソールサイズのカーネルの認識を変更します。
setfont を使うとコンソールで EGA/VGA フォントを変更することができます。
setkeycode はカーネルのスキャンコードからキーコードへのマッピングテーブルエントリを読み込み、もしあなたがキーボードにあまり一般的でないキーを持っている場合には便利です。
setleds はキーボードフラグと LED を設定します。多くの人はデフォルトの設定で NumLock がオンになっているのを便利だと思うでしょう。setleds +num でこれを達成できます。
setlogcons はカーネルメッセージをコンソールへ送ります。
setmetamode はキーボードのメタキーの扱いを定義します。
setvesablank を使うと組み込みのハードウェアスクリーンセーバー(画面を変化させるものではなく、ただの黒い画面)に少し手を加えることができます。
showconsolefont は現在の EGA/VGA コンソールスクリーンのフォントを表示します。
showkey はキーボード上の押されたキーのスキャンコードとキーコード、ASCII コードを報告します。
unicode_start はキーボードとコンソールをユニコードモードにします。
unicode_stop はキーボードとコンソールをユニコードモードから元の状態に戻します。
Kbd は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Bison, Coreutils, Diffutils, Flex, GCC, Gettext, Glibc, Grep, Gzip, M4, Make, Sed.