推定構築時間: 0.4 SBU 推定必要ディスクスペース 34 MB |
Vim よりも他のエディター ー Emacs や Joe, Nano ー がよいなら、提案されたインストールの説明を探すのに http://www.linuxfromscratch.org/blfs/view/stable/postlfs/editors.html を見てみましょう。
Vim パッケージは能率的な文章編集を可能にするために構築された最適化可能なテキストエディタを含みます。
インストールされるプログラム: efm_filter.pl, efm_perl.pl, ex (vim へのリンク), less.sh, mve.awk, pltags.pl, ref, rview (vim へのリンク), rvim (vim へのリンク), shtags.pl, tcltags, vi (vim へのリンク), view (vim へのリンク), vim, vim132, vim2html.pl, vimdiff (vim へのリンク), vimm, vimspell.sh, vimtutor 及び xxd
Vim は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, GCC, Glibc, Grep, Make, Ncurses, Sed.
デフォルトの vimrc と gvimrc ファイルの場所を /etc へ変更します。
echo '#define SYS_VIMRC_FILE "/etc/vimrc"' >> src/feature.h echo '#define SYS_GVIMRC_FILE "/etc/gvimrc"' >> src/feature.h |
それではコンパイルのために Vim を準備します。
./configure --prefix=/usr |
パッケージをコンパイルします。
make |
それではパッケージをインストールします。
make install |
Vim は以下のコマンドで作られるシンボリックリンクを作ることで、旧式の vi モードで実行することができます。
ln -s vim /usr/bin/vi |
LFS システムに X window システムをインストールしようとしているなら、X をインストールしたあとに Vim を再コンパイルするといいでしょう。 Vim には X とその他いくつかのインストールされているライブラリを要求する素敵な GUI バージョンが付属しています。より詳しい情報は Vim の説明文章を読んで下さい。
デフォルトでは、vim は vi 互換モードで実行されます。これを好む人もいるかもしれませんが、我々は vim を vim モードで実行するのを選んでいます。 (そうでなければ、本書に vim を入れず、オリジナルの vi のままにするでしょう。)以下のコマンドを実行して /root/.vimrc を作ります。
cat > /root/.vimrc << "EOF" " Begin /root/.vimrc set nocompatible set bs=2 " End /root/.vimrc EOF |