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普通の人なら、コマンドを打つたびに同じオプションフラグをタイプするのは面 倒くさいだろうと思います。いつも -Q グローバルオプションを指定するとか、 diff を取るときにはいつも -c を指定するというのがわかっているのに、なん で毎回タイプしなくちゃいけないんでしょう。
幸い、策はあります。CVS はホームディレクトリの .cvsrc を探します。そのファ
イルの中でデフォルトオプションを指定すれば、CVS の起動のたびにそれが適用
されます。.cvsrc の例を示します:
diff -c update -P cvs -q
行の一番左の単語が CVS コマンド(省略形でないほう)に一致したら、その行の オプションがそのコマンドに毎回適用されます。グローバルオプションを指定す るには cvs を使ってください(上記では最後の行)。この例では cvs diff の実 行には毎回自動的に -c フラグがつきます。