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cvswrappers
ファイル名に基づいてフィルタリングの動作を指定します。各行にはファイル
グロブパターン(つまりファイル名またはファイルワイルドカード)、フィルタ
タイプを示すオプション、そのオプションの引数、を指定します。
Options:
- -m - update メソッドを指定します。使用可能な引数は MERGE と COPY で、
MERGE は変更を自動的に作業ファイルにマージすることを意味し、 COPY は自
動マージはせず、
COPY, which means don't try to automerge but present the user with
both versions of the file and let them work it out.
デフォルトは MERGE ですが、バイナリファイル(キーワード展開モードが -kb
のファイル)は例外です。(この章の
Keyword Substitution (RCS Keywords) 節を参照のこと)
バイナリとしてマークしてあるファイルは自動で COPY メソッドを使用します
ので -m COPY ラッパを指定する必要はありません。
- -k - キーワード展開モードを指定します。通常のモードはすべて指定できま
す。(モードの一覧はこの章の Keyword Substitution (RCS Keywords)
節を参照のこと)
cvswrappers ファイルの例を示します:
*.blob -m COPY
*.blink -k o
この cvswrappers ファイルでは、.blob
で終わる名前のファイルは
マージしないように、.blink
で終わる名前のファイルはキーワード展
開をしないように設定しています。(この章の Working Copy Files の
.cvswrappers
もご参照下さい)