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6. すでに知られている問題点について

Steve Greene によれば: 以下は、私が出会った問題点と、それを私が どうやってフィックスしたかについて述べます。(つまりこれは、 試行錯誤("Been There, Done That")のトラブルシューティングの リストです。)

  1. 1. これは私の狭い範囲で出会った問題点に関するものですから、一般的な トラブルシューティングのリストというわけではありません。
  2. 2. おそらく、RedHat/Caldera を中心としたものというべきでしょう。

6.1 /dev/zero に関するエラーメッセージ

rootユーザになって、 `chmod 666 /dev/zero' を実行します。

6.2 SEGFAULT

画面にエラーメッセージがでまくり、システムがスワップスペースを使い つくし、ロックアップ(locks-up)してしまうようなことがあるかもしれません。 このような場合には、おそらくどこかのライブラリが足りないのです。 ldconfig -v を再度走らせて、なにが足りないのかを調べてください。 それとも、LD_LIBRARY_PATH か CLASS_PATH がうまく設定されていないのかも しれません。それでもなければ、アプレットがバグを含んでいるために Linux JDK をロックアップさせているのかもしれません。

(このようなロックアップを避けるためには、その javaプロセスがスワップ スペースを **使い尽くす前** に、もうひとつの Xtermを開いて topコマンドを走らせ、そこからその java プロセスを kill することも できます。)

Java はたくさんの資源を食うようなので、私はできる限りその他の アプリケーションを走らせたり開かないようにしています。 Java は 8Mバイトのメモリと 16Mバイトのスワップスペースの 486DX-2-75マシンでも動作します。(でも、起動に一分くらいかかります けどね。) スワップスペースを使い尽くす前に、二つのアニメーションアプレットを 動作させることができました。

6.3 bin/java, bin/javac, bin/appletviewer がヘルプメッセージを表示する

なにかコマンドラインパラメータが足りないのでしょう。

6.4 問題点のログについて

最後に、Joey Oravec によれば、HotJava はその実行の様子と発生した問題点を ログに残しているそうです。なにか調べる必要がある場合には、そのユーザの $HOME/.hotjava/weblog を見てみてください。ライブラリが足りない場合や、 その他の問題点もいっそう発見しやすくなるでしょう。


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