日本語を利用する場合、入力システムや漢字コードは各個人の好みや環境に 依存します。そこで、JE では日本語入力システムを軸にしたパッケージング を行っています。具体的には、 packages ディレクトリ以下に、 次のように構成されます。
base: nkf, lha, dicなどのパッケージ 1.4MB gs: PS インタプリタ 日本語 ghostscript のパッケージ 2.3MB mule: Mule パッケージ 14.6MB doc: JF を中心とする日本語ドキュメント 2.1MB wnn: Wnn のシステムのパッケージ 1.8MB canna: Canna のシステムのパッケージ 1.8MB sj3: sj3 のシステムのパッケージ 0.5MB net: ネットワーク関係のパッケージ 1.9MB ptex: 日本語 TeX パッケージ 2.1MB font: TeX, XFree86 のフォント 6.7MB xclt: XFree86 日本語クライアントパッケージ 2.5MB |
jbase: LHa, nkf, sed, gawk, ish, pf, escpf 等の基本ツール less: 日本語 less (高性能ページャ) pcurses: ペリカン(日本語が通る)curces jcawf: 日本語 nroff 4.0 jman: 日本語 nroff によるマニュアルシステム (man1.3+j) dic: CD-ROM 辞書検索プログラム recjis: コード落ちしたJIS, SJIS, UJIS 復活ツール jelvis: 日本語 elvis(vi クローン) 1.8p4 + j1.0 ng: 日本語 Micro GNU Emacs 1.3.1 jtcsh: 漢字オプション付き tcsh 6.05 vflib: VFlib 2.20.1 ライブラリ、ドキュメント vfcap: VFlib 2.20.1 用サンプルデータベースファイル vfjfm: New File jvimuty: New File prutil: テキスト整形、印刷ツール、テキスト→日本語PSフィルタ jperlbin: 日本語 perl1.4(perl 4.036) バイナリ jperllib: jperl ライブラリ jperlman: jperl マニュアル pl2bin: plain2 2.54 実行ファイル |
jbase は、日本語を Linux で扱う上で必要となる、基本的なツー ルが入っています。LHa は MS-DOS 生まれの効率の高い圧縮機能を持つファイ ルアーカイバ、nkfは漢字コードの変換用フィルタ、more は日本語対応 more、 gawk は日本語対応 GNU AWK、grep は日本語対応 GNU grep、sed は日本語対 応 GNU sed、ish はバイナリデータをテキスト化するためのコマンド、pfは汎 用のプリンタ出力のためのツール、escpf は ESC/P 用のプリンタフィルタ、 jhd は、日本語対応のヘックスダンププログラムです。
less は日本語を通す高性能ページャです。漢字コードの自動認識を行い ます。最新の JE では、 less 290 + iso2022 パッチが利用可能です。
pcurces は日本語を通す BSD curces ライブラリです。libc に収められ ているものを、日本語が通るように移植を行なったものです。ezinst なども このライブラリを使っています。
jcawf は日本語 nroff、jman は jcawf によるマニュアルシステムです。 jcawf, jman をインストールすることにより、日本語 man が利用可能になり ます。
dic は電子ブックの 8cm CD-ROM の辞書を検索するプログラムです。 mule からも利用可能です。最新の JE ではバージョン 0.24 が利用可能です。
recjis はコード落ちした JIS, SJIS, UJIS を復活させるツールです。
jelvis は日本語 elvis (vi クローン)、 ng は日本語 Emacs クローンで す。 uum や kinput2 を利用して日本語の入力が可能です。jelvis は cancbin、 canclt がインストールされていると canna のクライアントとして直接日本語 入力が可能です。
jtcsh は高機能シェル(csh の高機能版)です。漢字オプション付きでコン パイルされており、そのバージョンは 6.05 です。
vflib は、ベクトルフォントを利用するためのライブラリです。バージョ ン 2.20.1 を収録しました。また、vfcap はそのサンプルデータベースファイ ルです。
prutil はテキスト整形、印刷ツール prn、及びテキスト→日本語 PS フィ ルタ psconv です。
jperlbin, jperllib, jperlmanは、日本語 perl1.4EUC (perl 4.036)で す。
pl2bin は Plain テキスト→ TeX (または roff )に変換するためのフィ ルタです。最新の JE では、バージョン 2.54 が利用できます。
jgsbin: 日本語 ghostscript 実行ファイル jgsdrv: 日本語 ghostscript 用ローダブルドライバ jgsfnt1: 日本語 ghostscript フォントファイル jgsfnt2: 日本語 ghostscript フォントファイル jgslib: 日本語 ghostscript ライブラリ jgsuty: 日本語 ghostscript ユーティリティ prtcfg: dviprt/dviout設定ファイル(dmprt用) |
jgsbin 日本語 ghostscript のバイナリです。 JE の最新版では、 ghostscript-2.6.2 を日本語化したものが利用可能です。 jgsbin には標準で dlm ドライバと dmprt ドライバが組み込まれています。 dlm は ghostscript の各種ドライバをダイナミックに組み込むためのダミー ドライバです。dmprt は dviprt/dviout 設定ファイルを使って汎用的にプリ ンタコードを吐き出すドライバです。dlm で組み込み可能なドライバであれば ghostscript 本体の再構築は不要です。
jgsdrv は日本語 ghostscript のローダブルドライバです。 以下のデバイスのローダブルドライバが用意されています。標準で参照される ドライバは x11 になっています。
bit bmpmono jj100 mjc360 pgm bj10v cdj560 linux mjc720 pgmraw bj10vh pcxmono lips pbm ppm bjc600j dj505j lips2 pbmraw ppmraw bjc600jc dj505jc lips3 pcx16 pr150 bmp16 epag mag16 pcx256 tiffg3 bmp16m escp mag256 pcxgray x11 bmp256 escpc mjc180 |
jgslib, jgsuty, jgsgfnt1,jgsfnt2 は日本語 ghostscript です。 日本語 ghostscript に必要なフォントやサポートファイルです。
prtcfg は日本語 ghostscript 用の dviprt/dviout 設定ファイルです。
mu2elb1: Mule 2.3 マクロファイルのバイトコード mu2elb2: Mule 2.3 マクロファイルのバイトコード mu2etc: Mule 2.3 文書ファイル mu2info: Mule 2.3 infoファイル mu2uty: Mule 2.3 ユーティリティ cmu2xt: X対応 Mule2.3 Canna 版 scmu2xt: X対応 Mule2.3 Canna + sj3 版 smu2xt: X対応 Mule2.3 sj3 版 wcmu2xt: X対応 Mule2.3 Canna + Wnn 版 wmu2xt: X対応 Mule2.3 Wnn 版 skkbin: SKK サーババイナリ skkdic: SKK 辞書 skklisp: Mule 2.3 版 SKK 用 e-lisp ファイル vmu2xt: X対応 Mule 2.3 日本語フロントエンド非対応版 mu2els1: Mule 2.3 マクロファイルのソースコード mu2els2: Mule 2.3 マクロファイルのソースコード mu2els3: Mule 2.3 マクロファイルのソースコード tcmu2xt: Mule 2.3 Canna 版 dump キット tscmu2xt: Mule 2.3 Canna/sj3 版 dump キット tsmu2xt: Mule 2.3 sj3 版 dump キット twcmu2xt: Mule 2.3 Canna/Wnn 版 dump キット twmu2xt: Mule 2.3 Wnn 版 dump キット tvmu2xt: Mule 2.3 日本語フロントエンド非対応版 dump キット |
mu2elb1, mu2elb2 は、Mule のバイトコンパイル済の e-lisp ファイルで す。Mule を利用するためには必ず必要なファイルです。JE の最新版では Mule2.3 (SUETSUMUHANA) が利用可能です。
mu2etc, mu2info, mu2uty は、Mule を利用するために必要なファイルで す。必ずインストールして下さい。
cmu2xt, scmu2xt, smu2xt, wcmu2xt, wmu2xt は、X対応 Mule2.3 のバイ ナリです。対応する日本語フロントエンドによって、それぞれ、Canna 版、 Canna + sj3 版、sj3 版、Canna + Wnn 版、Wnn 版です。この中から一つ選ん でインストールして下さい。
skkbin, skkdic, skklisp は日本語入力システム SKK です。 Mule から SKK を利用した日本語入力が可能になります。 JE の最新版では SKK の 8.6 が利用可能です。
vmu2xt は Mule の日本語フロントエンド非対応版のバイナリです。SKK を利用するときはこれをインストールして下さい。Wnn, Canna, sj3 などの日 本語フロントエンドを利用する際にはインストールする必要はありません。
mu2els1, mu2els2, mu2els3 は Mule の e-lisp ソースファイルです。バ イトコンパイルは行なっていません。再構築を行なう際に必要です。
tcmu2xt, tscmu2xt, tsmu2xt, twcmu2xt, twmu2xt は、X対応 Mule2.3 のdump キットです。対応する日本語フロントエンドによって、それぞれ、 Canna 版、Canna + sj3 版、sj3 版、Canna + Wnn 版、Wnn 版です。再構築を 行なう際に必要です。
tvmu2xt はMule 2.3 日本語フロントエンド非対応版 dump キットです。 再構築を行なう際に必要です。
jfaq: 日本語版 FAQ/HOWTO candoc: Canna 3.2pl2 ドキュメント(解説書 TeX ソース) wnndoc: Wnn 4.2 ドキュメント skkdoc: SKK ドキュメント jvimdoc: 日本語 VIM ドキュメント(jvim 2.0r) ki2doc: Kinput2-v2 ドキュメント d2psdoc: dvi2ps-1.9.1j ドキュメント dvidoc: dviout/dviprtドキュメント jbibdoc: 日本語 BibTeX ドキュメント pl2doc: plain2 ドキュメント mnewsdoc: mnews ドキュメント |
jfaq は、日本語 FAQ や HOWTO 集です。JFプロジェクトの活動成果が入っ ています。必ずインストールして目を通すようにして下さい。JF プロジェク トの成果を採り入れていく予定になっています。
candoc, wnndoc, skkdoc, jvimdoc, ki2doc はそれぞれ、Canna 3.2pl2、 Wnn 4.2、SKK、日本語 VIM、kinput2-v2 のドキュメントファイルです。
d2psdoc, dvidoc, jbibdoc, pl2doc はそれぞれ、dvi2ps-1.9.1j、 dviout/dviprt、日本語 BibTeX、plain2 のドキュメントファイルです。
mnewsdoc は mnews のドキュメントファイルです。
*doc シリーズは今後も、JF プロジェクトの成果を採り入れていく方向で作 業を行っています。JE-HOWTO も doc シリーズに入る予定になっています。
wnnsbin: Wnn 4.2 サーバ用バイナリ wnncbin: Wnn 4.2 クライアント用バイナリ wnnclt: Wnn 4.2 クライアントサポートファイル wnndic: Wnn 4.2 辞書 wnnman: Wnn 4.2 マニュアル wnnprog: Wnn 4.2 プログラミング ki2wnn: kinput2-v2 (R6 contrib + fix 1) Wnn 版 wjvim: 日本語 VIM 2.0r + ONEW-2.2.10 Wnn 版 xwmno: 日本語入力システム |
wnnsbin, wnncbin, wnnclt, wnndic, wnnman, wnnprog は Wnn 4.2 のパッ ケージで、これを利用することで、 Wnn を介して日本語の入力が可能です。 サーバを動かす必要の無いところでは、wnncbin + wnnclt をインストールし ます。サーバを動かす場合は 上記の構成 + wnnsbin をインストールします。 また、 0.9.6 から pubdic+ (R6 contrib + patch 1) を収録しています。
ki2wnn は kinput2-v2 (R6 contrib + fix 1) の Wnn 版で、 Wnn を介し て kinput2 を利用した日本語入力が可能になります。
wjvim は日本語 VIM の Wnn 版で、 Wnn を利用して日本語のドキュメン トが作成できます。
xwnmo は、 Wnn 4.2 版の X Window 用インプットマネージャーです。複数 のクライアントに対して、多国語の入力環境を提供します。
cansbin: Canna 3.2pl2 サーバ用バイナリ cancbin: Canna 3.2pl2 クライアント用バイナリ canclt: Canna 3.2pl2 クライアントサポートファイル candic: Canna 3.2pl2 辞書 canman: Canna 3.2pl2 マニュアル canprog: Canna 3.2pl2 プログラミング ki2can: kinput2-v2 (R6 contrib + fix 1) Canna 版 cjvim: 日本語 VIM 2.0r + ONEW-2.2.10 Canna 版 |
cansbin, cancbin, canclt, candic, canman, canprog は Canna 3.2pl2 のパッケージで、これを利用することで、 Canna を介して日本語の入力が可 能です。 サーバを動かす必要の無いところでは、cancbin + canclt をインス トールします。サーバを動かす場合は 上記の構成 + cansbin をインストール します。また、 0.9.6 から pubdic+ (R6 contrib + patch 1) を収録してい ます。
ki2can は kinput2-v2 (R6 contrib + fix 1) の Canna 版で、 Canna を 介して kinput2 を利用した日本語入力が可能になります。
cjvim は日本語 VIM の Canna 版で、 Canna を利用して日本語のドキュ メントが作成できます。
sj3bin: sj3 2.0pl1 バイナリ (R6 contrib + patch1) sj3prog: sj3 2.0pl1 プログラミング (R6 contrib + patch1) ki2sj3: kinput2-v2 sj3 (R6 contrib + fix 1) 版 |
sj3bin, sj3prog は sj3 のパッケージで、これを利用することで、sj3 を介 して日本語の入力が可能です。
ki2sj3 は kinput2-v2 (R6 contrib + fix 1) の sj3 版で、sj3 を介して kinput2 を利用した日本語入力が可能になります。
cf: CF-3.4W2 sendmail: WIDE 版 sendmail 8.6.12 + 2.4W mhbin: MH6.8.3jp2c バイナリ mhlib: MH6.8.3jp2c ライブラリ mhman: MH6.8.3jp2c マニュアル nntpclt: NNTP 版 inews 1.5.11 cnn: ニュースチェッカー cnn 1.4.2 mnews: ミニニュースリーダ mnews 1.19 ktin: 日本語対応 tin ニュースリーダ |
cf は、sendmail.cf を作成するためのツールと、それにより作成された サンプルファイル集です。これを用いると比較的用意に sendmail.cf の記述 ができます(MX版、NOMX版のどちらも)。
sendmail の 8.6.12 版です。ネームサーバの MX レコードを使用する sendmail.mx と、使用しない sendmail.nomx が入っています。必要に応じて どちらか一方を sendmail にリンクして使用することになります。
mhbin, mhlib, mhman は単独のコマンドとして、また mule や mnews の 中からも利用可能なメッセージハンドリングシステム mh の日本語版です。 POP (Post Office Protocol) プロトコルを利用しているサイトで使用する 場合は、別途再コンパイルが必要になります。
nntpclt は、NNTP (Network News Transfer Protocol) を使用してニュー スをポストする日本語対応 inews と nntp クライアントの設定サンプルです。 インストール後に /etc/nntpserver に使用する NNTPサーバー名を記述して下 さい。
cnn は、NNTP を介してニュースサーバに購読しているニュースグループ の記事の最新版が届いてるかどうかチェックを行なうプログラムです。
mnews は、非常にコンパクトで軽快な動作を特徴とする日本語対応のミニ ニュースリーダです。特長としては、非常に広範囲なカスタマイズが可能で、 ここからメールの送受信も可能です。バージョン 1.19 が収録されています。
ktin は英語版のニュースリーダである tin を日本語が扱えるようにした ものです。
bptexbin: PTeX 実行ファイル bptexfmt: PTeX フォーマットファイル sptexbin: pTeX 実行ファイル sptexfmt: pTeX フォーマットファイル ptexlib: PTeX, pTeX 共通サポートファイル jbibtex: 日本語 BibTeX dvi2tty: キャラクタベース DVI プレビュア dviout: VGAベース DVI プレビュア dviprt: DVI プリンタドライバ d2psbin: dvi2ps-1.9.1j 実行ファイル d2pssrc: dvi2ps-1.9.1j ソースファイル jdvi2kps: jdvi2kps4.0 fntuty: フォントユーティリティー |
bptexbin, bptexfmt, sptexbin, sptexfmt はアスキー PTeX(pTeX) の実 行ファイル及びフォーマットファイルです。実行環境に応じて PTeX(または pTeX の)どちらかをインストールします。大量の文章を処理しないといけない ときは PTeX をインストールする必要があります。
ptexlib はアスキー PTeX(pTeX) 共通のサポートファイルで 必ずインストールする必要があります。
jbibtex は日本語 BiBTeX です。参考文献データベースを 利用することが可能となります。
dvi2tty はキャラクタベースの DVI プレビュアで、tty 上に DVI ファイルの内容を表示します。
dviout は、MS-DOS 上の DVI プレビュアの移植で、DVI ファイルのプレビューが可能です。dviout の 2.39 がベースになっています。 svgalib がリンクされているので、X 上では動かすことができません。
また、X 上で dvi ファイルを見るには、 xclt ディスクセットに含まれる xdvi を使用します。
dviprt は MS-DOS 上の dvi 形式のデータをプリンタへ出力 するためのツールの移植です。dviprt の 2.39 がベースになっています。epsbox+gs に対応しています。
d2psbin, d2pssrc はそれぞれ dvi2ps-1.9.1j の実行ファイル とソースファイルです。DVI ファイルを日本語 PS ファイルに変換することが可能と なります。
jdvi2kps を利用することによって DVI ファイルを日本語 PS ファイルに変換することが可能となります。
fntuty はビットマップファイル/ PK ファイル/ベクトル ファイル間の変換を行うユーティリティです。
cmf180: 180dpi-PK ComputerModern フォント vmincho1: 書体倶楽部ベクトルフォント明朝体第一水準 vmincho2: 書体倶楽部ベクトルフォント明朝体第二水準 vasiya1: 書体倶楽部ベクトルフォント丸ゴシック第一水準 vasiya2: 書体倶楽部ベクトルフォント丸ゴシック第二水準 vhokuto: 書体倶楽部ベクトルフォント毛筆体 xfnt13: 13x26 アルファベット・カナフォント xfnt16: 16ドット漢字フォント xfnt18: 18ドット漢字フォント xfnt24: 24ドット漢字フォント xfnt26: 26ドット漢字フォント xmarufnt: まるもじ漢字フォント |
TeX を利用するには、cmf180 ( ComputerModern フォント) が必ず必要にな ります。またプリンタの解像度によってはこれ以外の ComputerModern フォン トが必要になるときがあります。その際には、既に置いてあるサイトから ftp してくるか、 Metafont をインストールして自分でフォントを作る必要があり ます。
vmincho1/2, vasiya1/2, vhokuto は 書体倶楽部ベクトル フォントで、base ディスクセットの vflib を利用することによって、日本語 ghostscript や xdvi で利用可能です。
xfnt??, xmarufnt は X Window のための漢字フォントです。 インストール後に mkfontdir をすることにより利用可能です。
*JE-0.9.5 から、日本語 TeX 用ビットマップフォントのサポートをやめ、ベ クトルフォントのみのサポートとなりました。
xfntali: 漢字フォント用 fonts.alias k14: 14ドット漢字フォント kterm: X漢字端末エミュレータ pxvt: X日本語が通る端末エミュレータ fvwm: 軽快&きれいなウィンドウマネージャ xengine: Xサーバーの性能テストプログラム xldimg: X上のイメージビューア oneko: マウスを追いかける猫 ttkbin: Tcl7.4Tk4.0jp バイナリ ttkdemo: Tcl7.4Tk4.0jp ウィジェットデモ ttkman: Tcl7.4Tk4.0jp マニュアル ttkprog: Tcl7.4Tk4.0jp プログラム開発パッケージ xdvi: XベースDVIプレビューア 書体倶楽部フォント版 tgif: tgif-2.16.12.j xklock: 漢字対応スクリーンロック xcalend: カレンダー&簡易スケジューラ xpbiff: ポップアップ・アニメーション機能付き xbiff |
xfntali は、漢字フォント用 fonts.alias です。フォントを インストール際には、必ずインストールして下さい。
k14 は X11R6 にコントリビュートされた 14 ドットの漢字 フォントです。既に入っている場合は必要ありません。
kterm は X Window 上の漢字端末のエミュレータです。xterm の上位互換となっています。0.9.6 では、R6 contrib の 6.1.0 が入っています。
pxvt は日本語が通る端末エミュレータです。rxvt を日本語化 したものです。JE の最新版では、rxvt の 2.03を日本語化した版が入っています。
fvwm は軽快&きれいなウィンドウマネージャです。 仮想スクリーン機能を持っており、かなり人気があります。
xengine は X サーバーの性能をテストするプログラムで、 その回転数で性能の評価を行なうことができます。
xldimg は GIF ファイルなどのイメージファイルを X 上で 見るためのイメージビューアです。
oneko を X 上で起動すると猫が出てきてマウスを追いかけ ます。
ttkbin, ttkdemo, ttkman, ttkprog は日本語 Tcl/Tk です。 これを利用することで容易に GUI の作成が可能となります。インタプリタ形式で実行さ れるので動作は少し遅めですが、スクラップ&ビルドを繰り返すようなユーザ インタフェースのプロトタイピングに向いているようです。
デモパッケージは、 /usr/X11R6/lib/X11/tk ディレクトリに展開されます。 日本語デモは demos-jp ディレクトリにありますので、そのディレクトリに移っ て widget コマンドを実行すると見ることができます。
xdvi は、X 上で dvi ファイルをプレビューするための ソフトウェアです。日本語フォントには、書体倶楽部形式、JG Font 形式、TrueType 形式のアウトラインフォントも使用できます。内部から 日本語 ghostScript を呼び出 すことで、EPS 形式の図を含む dvi ファイルの表示にも対応しています。
*JE-0.9.5 から、xdvi の PK フォント版はなくなりました。
tgif は、英語版の tgif に日本語化パッチを当てたドロー イングツールで、kinput2 による日本語入力、eps ファイルの出力が可能です。
xklock は漢字対応の X ロックです。ロックされている間は、 漢字のメッセージを表示することができます。
xcal は、X 上のカレンダー&簡易スケジューラです。国際化 対応でコンパイルされているので、kinput2 や xwnmo を利用すれば、日本語入力ができ ます。
xpbiff は、X上のポップアップ・アニメーション機能付き xbiff です。メールの到着をアニメーションで知らせます。