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5. Linux上でLinux Javaを構築する

この章では現在のいろいろなLinuxパッケージ上で Randy Chapmanの 移植(port)をどのように構築(Build)すればいいか、 私たちに送られてきたやりかたを集めてみました。

5.1 ELF カーネル1.2.13 Slackwareパッケージの場合

John Franks <john@math.nwu.edu>は以下のステップでうまくいった そうです:

さて、これでコンパイルや "hello world" プログラムを試したり、 <http://java.sun.com/progGuide/index.html> の指示に従って Sun のアプレットを試したりすることができるはずです。

5.2 RedHat 2.1/Caldera Preview 2 の場合

Steve Greene <sgreene@access.digex.net> は以下のステップでうまく いったと報告してくれました。 HOWTO編者のほうでかれのものをちょいと修正しましたので、まちがいがあったら 編者のせいです。 また、この中の `JDK' という単語は Java Developer's Kit の Chapmanによる 移植を指しています。

Steve は以下のようにつけ加えています: 私がオンラインの注意書き(notes)を 正しく理解しているとすれば、bin/java は Javaインタープリタ (Javaアプリケーションを走らせるために使われる)を呼び出すためのスクリプトで、 bin/javac はアプリケーションとアプレットをコンパイルするための Javaコンパイラのスクリプトであり、bin/appletviewer はすでに存在する (コンパイルされた)アプレットを見るためのスクリプトのはずです。 デモディレクトリにはたくさんのデモンストレーション用のアプレットが あります。アプレットビューワを走らせるときにはファイル名を指定する 必要があります。

まだ bin/appletviewer を走らせるための正式な文法は理解できて いませんが、スクリプトファイルを読んで別のやりかたを見つけました。 デモを走らせるためには、Javaディレクトリツリーのトップ(私のシステムでは /usr/local/java です)で、以下のコマンドを実行します。

bin/java sun.applet.AppletViewer demo/<directory_name>/exampleN.html

<directory name> は demo のサブディレクトリで、N は 例題ファイルの 番号です(一つ以上の例題が入っているディレクトリもあります。)

最初に Java を走らせると、ライセンス画面(なんだかNetscape の ヤツに似ている)が表示されます。

私は Sun の Javaサイトと、NTMUG が公開しているチュートリアルから 試してみました。Sun のチュートリアルにはいくつか文法上の 問題があることをみつけたので、今は代わりにNYMUGのチュートリアルを 使って(follow)います。


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