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このドキュメントは、NetWare 上で Tomcat を動かすためのセットアップの仕方を説明します。 スタンドアロンでの Tomcat の実行、NetWare Enterprise Web Server との実行、NetWare 上の Apache との実行のための章が提供されています。 NetWare のための Web サーバコネクタの構築方法を説明している章もあります。 これらの多くが、Tomcat と Netscape の手引き と mod_jk の使用方法( どちらも Gal Shachor shachor@il.ibm.com により記述されたものです)から複製され NetWare 独自の情報が追加されています。
ワーカ は、Web サーバから仕事を受け取る Tomcat プロセスです。
; これは TOMCAT を NetWare 上で起動するためのサンプル NCF ファイルです。
; TOMCAT_HOME 環境変数とjava コマンドラインでの tomcat.home の定義は、
; 実際に Tomcat をインストールしたディレクトリへと修正しなければいけません。
envset TOMCAT_HOME=SYS:\tomcat
envset TOMCAT_CLASSPATH=sys:\java\lib\classes.zip
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\classes
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\ant.jar
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\jasper.jar
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\jaxp.jar
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\parser.jar
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\servlet.jar
envset TOMCAT_CLASSPATH=$TOMCAT_CLASSPATH;$TOMCAT_HOME\lib\webserver.jar
; 以下のコマンドラインは、自動的に閉じ(-nsac)、Tomcat と名づけられた (-snTomcat)
; コンソールスクリーンと共に Tomcat を開始します。そしてカレントディレクトリは
; TOMCAT_HOME に設定されます(-envCWD=$TOMCAT_HOME)。
java -nsac -snTomcat -envCWD=$TOMCAT_HOME -classpath $TOMCAT_CLASSPATH
-Dtomcat.home=SYS:\tomcat org.apache.tomcat.startup.Tomcat %1
TOMCAT_HOME が正しいディレクトリをさしている事を確かめる必要がある事を (NCF Oファイルの)コメントは示しています。
この NCF ファイルを SYS:\System に置く事により、システムコンソール上で
tomcat と打ち込めば Tomcat を開始できます。システムの起動時に自動的に
Tomcat を開始するために autoexec.ncf にこれを追加する事もできます。
コマンドラインの最後の %1 により Tomcat をシャットダウンするために
-stop パラメータを使う事もできます。
Include "SYS:/tomcat/conf/mod_jk.conf-auto"
適切な設定指示子を mod_jk.conf-auto ファイルから httpd.conf ファイルにコピーするだけでもいいです。 追加の情報は mod_jk の使用方法を見てください。
D:\Tools
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+CodeWarrior (MetroWerks CodeWarrior の基本ディレクトリ)
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| +5.3 (これはオプションですが異なるバージョンの使用を容易にします)
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| +bin (CodeWarrior IDE
バイナリ)
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| ... (すべての他の
CodeWarrior ディレクトリ)
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| +Tools (コマンドラインツールの場所。
MW ディレクトリ構造を見よ)
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| +Novell Support (Novell 固有のファイルの場所。MW ディレクトリ構造を見よ)
+mw
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| +5.3 (これはオプションですが異なるバージョンの使用を容易にします)
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+bin (\Tools\CodeWarrior\Tools\Command Line Tools からmwccnlm.exe と mwldnlm.exe をコピー)
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+include (\Tools\CodeWarrior\Novell Support\Metrowerks Support\Headers と
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\Tools\CodeWarrior\Novell Support\Metrowerks Support\Libraries\MSL C++\Include からすべてのファイルをコピー)
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+lib (\Tools\CodeWarrior\Novell Support\Metrowerks Support\Libraries\Runtime から
*.lib と *.obj をコピー)
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+nwsdk (NetWare SDK コンポーネントのすべて。デフォルトインストールディレクトリを
C:\Novell から D:\Tools に変更)
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+jdk
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+jdk-1_2_2 (JDK インストール)
ツールをセットアップすれば、以下のようにツールや SDK を指すように環境変数を定義できます。
環境変数名 | 説明 |
TOOLPATH | ツールをインストールするベースパス。デフォルトは D:\Tools |
JDKPATH | jdk のベースパス。デフォルトは $(TOOLPATH)\jdk\jdk-1_2_2。 NetWare サーバの SYS:\java\include\netware ディレクトリから$(JDKPATH)\include\netware へ JNI ヘッダをコピー |
NOVELLNDK | NetWare SDK ファイルのベースパス。デフォルトは $(TOOLPATH)\nwsdk |
METROWERKSPATH | 上で定義した私のディレクトリ構造のベースパス。デフォルトは $(TOOLPATH)\mw\5.3 |
WINSOCK_INCDIR | winsock ヘッダのベースパス。デフォルトは $(NOVELLNDK)\include\winsock。 Apache のコネクタのためだけに必要。 |
APACHE_SRC | Apache ソースディレクトリのベースパス。デフォルトは d:\apache_1.3.17\src。 Apache のコネクタのためだけに必要。 |
GNUmake 実行ファイル (以下では gmake とします) を path
の通ったディレクトリにコピーし、構築したいコネクタのディレクトリに移動します。
ツールが上記のようにセットアップされていれば、あとは APACHE_SRC 環境変数を適切なディレクトリに設定し、構築したいコネクタのメインディレクトリで gmake -f Makefile.nw とタイプするだけです。
[訳注: これは鰈崎義之が翻訳しました。 日本語訳に対するコメントは、jajakarta-report@nekoyanagi.com宛に送って下さい。]